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香川、ドルト3位浮上も「順位を気にしない」。先発奪取には「結果が必要」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】

【ドルトムント 3-0 ヴォルフスブルク ブンデスリーガ 第21節】

 ドイツ・ブンデスリーガ第21節が現地時間の18日に行なわれ、ボルシア・ドルトムントはホームでヴォルフスブルクと対戦し3-0と快勝を収めた。日本代表MF香川真司は73分から途中出場を果たしている。

 香川は3-0と試合が決まったあとの投入となったが、「監督が決めること」と気にしていないことを明かした。「自分は後半から準備していたし、5分、10分、20分にしろ、いける準備はしてましたけど」と語っている。

 コンディションについては上向いている様子で、「よい練習ができていれば、必ずそれが自信になってピッチに現れる」と語り、「(よい練習を)できているから、このチームに入れば必ずできるっていう強い自信もあります」と自信を覗かせた。

「やはり、2、3試合出られないだけで、フラストレーションだったり、いろいろな感情があります。でも、それを押し殺してやるようにしています」

 この勝利でドルトムントはブンデスリーガで3位に浮上した。しかし、香川は「僕は順位を気にしないです」と淡々と答えた。

「今は(チーム状況が)ゴチャゴチャなんで。抜け出したわけでもないです。ドルトムントの地力を考えたら、最低でも2位は狙えるチームだと思います。だから、1試合1試合積み重ねていくしかない」

 今季はなかなか出場機会に恵まれない香川だが、先発を奪い返すイメージについては「常にそのイメージを持って練習しています」と決意をみせた。

「チームメイトに絶対負けないっていう気持ちを持ってやっています。あとは監督が決めること。そのために、今は結果が必要だと思っています」

(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)

【了】

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