テネリフェに加入した柴崎岳【写真:Getty Images】
テネリフェに所属するMF柴崎岳は、現時点ではまだ練習復帰の目処が立っていないようだ。ホセ・ルイス・マルティ監督によるコメントを、17日付の地元紙『エル・ドルサル』などが伝えた。
冬の移籍市場でテネリフェに加入した柴崎だが、まだ新天地でのデビューの時を迎えることはできていない。慣れない生活への適応に苦しみ、精神面・肉体面で苦しい状態に陥っていることが伝えられてきた。クラブは代理人らとともに柴崎の適応に向けたサポートを行っていく姿勢を示している。
マルティ監督は17日の会見で、柴崎の現状について「何も新しい話はない」とコメント。「来週にチームの全体練習に加わることができるのかどうかも分からない」と、現時点ではトレーニング再開への見通しが不透明であることを説明している。
だが時間はかかるとしても、柴崎がテネリフェでプレーできる状態となることを信じていると主張した。「改めて言うが、我々は急ぐつもりはない。良い状態になればチームに加わるだろうし、我々を助けてくれるだろう」
チーム自体はリーガエスパニョーラ2部の最近7試合で無敗を守り、昇格プレーオフ圏内の5位につけている。現地時間の18日に行われる第26節ではホームでアルメリアと対戦する。
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