レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、チャンピオンズリーグ(CL)で宿敵バルセロナが大敗を喫したことを嬉しく思ったと認めている。15日付のスペイン紙『アス』などがコメントを伝えた。
バルサは現地時間14日に行われたCL決勝トーナメント1回戦1stレグでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、アウェイで0-4の衝撃的な大敗を喫した。翌15日にホームでナポリと対戦したマドリーは3-1で勝利を収めている。
ナポリとの試合後に、バルサの敗戦を喜んだかどうかと質問を受けたラモスは、「ノーと言うつもりはないよ」と返答。「友人たちが苦しむのを見るのは好きじゃないけど、もちろんバルサが勝つのも好きじゃないからね」
だが、バルサがホームでの2ndレグで逆転することもあり得ないとは断言していない。「難しいが、PSGにできたのならバルサにもできることだ。何が起こってもおかしくはない」
同様に、ナポリに先勝したマドリーも気を緩めるべきではないとラモスは主張している。「(突破が)決まったと考えてしまうのは過ちだ。今日は良い試合ができたが、あと1点足りなかったかもしれない。4点目のチャンスはあった」とリードを広げられなかったことを悔やんだ。
ラモスはナポリ戦で負傷し、後半途中での交代を余儀なくされた。「CLでなければもっと早く交代を要求していただろうね。明日の検査を待つ必要があるが、筋肉に何も問題がないことを願っているよ」と自身の状態についてコメントしている。
【了】