アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
プレミアリーグで「次に解任される監督」は誰になるのか。チャンピオンズリーグ(CL)で大敗を喫したこともあり、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督がその予想ランキングの上位に急浮上しているという。15日付の英紙『ミラー』が伝えた。
アーセナルは現地時間15日に行われたCL決勝トーナメント1回戦1stレグのバイエルン・ミュンヘン戦に1-5で大敗。ホームでの2ndレグを残しているとはいえ、準々決勝進出は今年も絶望的な状況に追い込まれている。
21年間率いてきたクラブを今季限りで去る可能性が盛んに取りざたされていたヴェンゲル監督だが、この1敗で立場はさらに厳しいものになった。英国ブックメーカーが行っている「次にクラブを去る監督」の賭けでは、ヴェンゲル監督のオッズが大きく変動したようだ。
『ミラー』によれば、ヴェンゲル監督に賭けた場合のオッズは現在「11倍」となっており、解任の可能性が3番目に高い監督だと予想されているという。ヴェンゲル監督を上回る2位はミドルスブラのアイトール・カランカ監督(4.5倍)、1位は下位に低迷する王者レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督(約1.6倍)とのことだ。
逆に、最も解任の可能性が低いとされているのは首位を走るチェルシーのアントニオ・コンテ監督で、倍率は151倍。マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は51倍、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は41倍、リバプールのユルゲン・クロップ監督は26倍などとなっている。
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