トッテナム時代の戸田和幸氏【写真:Getty Images】
元日本代表の戸田和幸氏が、古巣トッテナムの公式動画『スパーズTV』でインタビューを受けた。その中で「いつか指導者としてヨーロッパに戻りたい」と語っている。
戸田氏は先月末、自身のブログで「12月の半ばにS級の試験に合格しました」と明かし、「S級の『研修』という課題の為にという部分が半分、自分自身の勉強の為が半分」でヨーロッパに渡っていることを伝えていた。
その中で、同氏は古巣を訪問していた。2003年に所属したトッテナムの『スパーズTV』で、デビューしたときのことを聞かれている。
マンチェスター・シティ戦に途中出場した戸田氏は「後半頭からチャンスをもらいました。とてもナーバスになっていましたが、多くの素晴らしい選手とともにプレーして興奮しました。私にとって非常に良い思い出です。選手としても一人の人間としても多くのことを学びました。だからここに戻ってきたのです。今は指導者としてですね」と述べた。
トッテナム訪問の目的をマウリシオ・ポチェッティーノ監督だと語る戸田氏は、現指揮官が「今の最高の監督の一人」と考えており、大きな収穫があった様子だ。
最後に同氏は、「今の私の目標は指導者としてヨーロッパに戻ってくることです」と力強く話した。
流暢な英語で質問に応じていた戸田氏は「まだ多くのことを学ばなければいけない」とも語っていた。トッテナムではプレミアリーグ4試合出場にとどまった同氏だが、現役時代の歩みは今につながっている。
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