ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】
現地時間14日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグの試合が行われ、ドルトムントはポルトガル1部のベンフィカと対戦し0-1の敗戦を喫した。この試合で日本代表MF香川真司はベンチ入りを果たしたが出場することなく試合を終えている。
まず最初に香川は「今日は勝たなきゃいけない試合」と語り、試合を振り返った。続けて「出れば全然やれるだろうという、よりやれるだろうという気持ち、意識は持ってました」とコメントし、起用されれば活躍できるとの自信を持って試合に臨んだことを明かしている。
また、チームが得点を取れなかったことに関しては「いくら前半に良い試合をしていてもね、ワンチャンス決められたら、意味がないですし。やっぱりここで勝ちきれないのが今のチーム状況ですし。経験不足であったり、選手のクオリティも最後のところでちょっと良くなかったのかなあと思います」と指摘している。
そして最後に公式戦2連敗を喫したチームの雰囲気については「もちろん負けた瞬間であったり、負け方的には嫌な空気ですけど。ただ、これを引きずるわけにはいかないんで。自分としては次の試合に備えたいし、チームとしてもしっかり切り換えないといけないと思います」と語り、嫌な空気を断ち切って切り替えが必要であるとコメントしている。
(取材:本田千尋【リスボン】、文・構成:編集部)
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