ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督【写真:Getty Images】
ミランは現地時間13日、セリエA第24節でラツィオと対戦し、敵地で1-1と引き分けた。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、「パフォーマンスを誇りに思う」と満足している。伊メディア『スカイ』などで語った。
ラツィオに押し込まれる時間が長かったミランは、前半終了間際にPKで先制を許すと後半も厳しい展開が続いた。それでも85分にFWスソが見事な個人技で同点弾を決めて勝ち点1を手にしている。
モンテッラ監督は、「とても重要な勝ち点1だ。チームのパフォーマンスを誇りに思う」と満足げ。「この強さがどこからやってくるのか分からない。心身ともに最後まで高いレベルで戦えた」と喜んだ。
スソについては、「見事な試合をしたね。だが、このチームの強さは代わって入る選手、普段出番が限られる選手あってのものだ」と強調。好守連発でチームを救ったGKジャンルイジ・ドンナルンマについては、「クラブは彼を残したいと思っているしだろうし、彼もミランが大好きなはずだ。彼がチームにいてうれしいよ」と述べている。
この日はFWカルロス・バッカをベンチに置いたが、「ボローニャ戦で彼は65分間プレーした。ちょっとメンタル的に良い状態ではないようだね。もちろん、彼に失格の烙印を押したわけじゃない」と指揮官は説明した。
6位ラツィオと引き分けた7位ミランは次節、ホームで8位のフィオレンティーナと対戦する。
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