ワトフォードで主将を務める28歳のFWトロイ・ディーニーが、ファンと喧嘩をしてナイトクラブから追い出されたようだ。12日付の英紙『ザ・サン』などが報じている。

　地時間11日に行われたプレミアリーグ第25節でワトフォードがマンチェスター・ユナイテッドに0-2で敗れた後、ディーニーは友人たちと共にバーミンガムにあるナイトクラブに行ったという。すると、そこであるファンから何度も写真撮影を求められたようだ。

　その場にいた者の話によると、まずはディーニーの友人の1人がその要求を拒否。それから同選手も断り、さらにもう1人の友人も断ったことでこのファンが苛立ち、それから喧嘩に発展したとされている。

　そこで、この喧嘩に気付いたナイトクラブのバウンサー（用心棒）が、ディーニーを含め、喧嘩に関与した者たちの腕を掴んで直ぐに店の外へ追い出したという。しかし、そこでも同選手の怒りは鎮まらなかったとされており、その場に駆け付けた警察がトウガラシスプレーを使用して対応したようだ。また、この騒ぎによる逮捕者はいないと報じられている。

　なお、ディーニーがこのような騒ぎを起こしたのはこれが初めての事ではないという。同選手は、2012年2月29日にもナイトクラブの外で起こした喧嘩で学生の頭を蹴るなどの暴行を加えたとされており、同年6月25日に禁固10ヶ月の有罪判決が言い渡されていたようだ。しかし、その後に禁固3ヶ月に減刑され、その年の9月22日に行われたブリストル・シティ戦に出場したと報じられている。

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