ボルシア・ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、トーマス・トゥヘル監督がアーセナルの新監督候補であるという噂は全くの事実無根だと主張した。11日にドイツメディア『スカイ』に話している。
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、今季末までとなっている契約を延長しておらず、21年間率いてきたクラブを去ることになるとも噂されている。トゥヘル監督は有力な新監督候補の一人だと報じられてきた。
だがヴァツケCEOは、アーセナルからトゥヘル監督の引き抜きに向けた具体的な接触はないと話している。「サッカーではもはや何があっても驚かないが、アーセナルの誰からも連絡は来ていないというのが事実だ。何の意味もない憶測の話だということだよ」
ドルトムントとトゥヘル監督との契約は2018年までとなっているが、残り1年あまりとなった契約の延長を急いではいないとのことだ。「トーマスからは、シーズンを終えてから話をするように頼まれている。5月末に分析することになるだろう」とヴァツケCEOは述べた。
【了】