アンゴラ国旗【写真:Getty Images】
アフリカのアンゴラで、スタジアムのゲートに殺到した観客が将棋倒しとなり少なくとも17名が亡くなるという事故が発生した。10日付の『ロイター通信』など複数メディアが伝えている。
報道によれば、事故はアンゴラ北部の町ウイジェで現地時間の10日に発生。国内リーグの開幕戦の開始前に、スタジアムのゲートに多数の観客が殺到し、転倒後に踏まれるなどの形で多くの死傷者が出たという。
「76人の死傷者が出ており、うち17名は死亡した」という近隣の病院関係者によるコメントが伝えられている。負傷者のうち5名は重体とのことだ。
試合は中止にならず、予定通りに開催された。両チームの監督は試合後に、何らかの騒動が発生していることには気がついていたものの、具体的な情報は得ていなかったとコメントしている。
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