元レアル・マドリーのラウール・ゴンサレス氏【写真:Getty Images】
かつてレアル・マドリーのエースとして活躍した元スペイン代表FWのラウール・ゴンサレス氏が、同クラブでこれまでにプレーしてきた選手たちの中から“歴代トップ5“を選んだ。
メキシコで『ESPN』の番組に出演したラウール氏は、マドリーの歴代の名選手たちの中から10人の候補を提示され、1位から5位までを選ぶよう求められた。まず1位には、迷うことなくアルフレッド・ディ・ステファノ氏を選んでいる。
ディ・ステファノ氏は1950年代に欧州チャンピオンズカップ5連覇を成し遂げたマドリー黄金時代の中心選手であり、サッカー界歴代最高の選手のひとりとも評される。2014年に88歳で死去するまで名誉会長を務めていた同氏はマドリーというクラブを象徴する存在だとされている。
続いて2位にラウール氏が選んだのは、ディ・ステファノ氏と同時期に活躍したフランシスコ・ヘント氏。伝説的存在である過去の名手2人に続いて、3位の選出にはしばらく悩む様子を見せたラウール氏だが、最終的に現在のエースであるFWクリスティアーノ・ロナウドを選んだ。
4位には選手としても活躍したジネディーヌ・ジダン現監督、5位には現キャプテンのDFセルヒオ・ラモス。クラブ歴代最多出場記録と、C・ロナウドに次ぐ歴代2位の得点数の記録を持つラウール氏自身も候補に含まれていたが、自分自身をランクインさせることはなかった。
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