トリノにレンタル中のジョー・ハート【写真:Getty Images】
アーセナルはGKペトル・チェフの後継者として、マンチェスター・シティからトリノへレンタルされているイングランド代表GKジョー・ハートの獲得を検討しているという。8日付の英紙『デイリー・メール』が伝えた。
シティとイングランド代表の正守護神を務めてきたハートだが、今季から就任したシティのジョゼップ・グアルディオラ監督には評価されず。トリノへのレンタルの形で一旦シティを離れることになったが、来季以降の去就は不透明だ。
シティに戻ってもグアルディオラ監督のもとでポジションを取り戻すのは難しいと予想され、リバプールなどが獲得に関心を示しているとも報じられてきた。だが、アーセナルも争奪戦に加わることになるかもしれない。
今季末には35歳となるチェフに代わる正GKとして、アーセナルはハートを獲得を検討しているとみられている。チェフは残留すれば第2GKになる見通しだという。シティはハートを売却することになるのなら、移籍金1500万ポンド(約21億円)を要求することが予想されている。
リバプールのユルゲン・クロップ監督も、現在のチームに所属するシモン・ミニョレとロリス・カリウスのプレーには満足していない模様で、ハートの状況を注視しているのではないかと伝えられている。トリノへのレンタル延長の可能性も含め、今季終了後の動きが注目されることになりそうだ。
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