シュトゥットガルトの浅野拓磨【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ2部のシュトゥットガルトに所属するFW浅野拓磨は、チームが順調に勝利を重ねている状況ながらも、自身のプレーと結果には満足していないようだ。8日付の独誌『キッカー』が伝えている。
シュトゥットガルトは現地時間6日に行われた2部第19節のフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦に2-0で勝利。シーズン後半戦開始から2連勝を挙げて2位と3ポイント差の首位に立ち、来季の1部復帰に向けて順調に勝ち点を重ねている。
だがデュッセルドルフ戦にフル出場した浅野は、自らのゴールで試合を決められなかったことに不満を残した様子。「本当に満足できているわけではありません。オフェンスの選手にとってはゴールを決めることが大事ですからね」とコメントしている。
浅野は今季ここまで15試合に出場して2ゴール4アシストを記録。ゴール数は多いとは言えないが、クラブは浅野の働きぶりに満足しているようだ。「彼は非常にハードワークする選手だ。(攻守)両方によく走ってくれて、他の選手たちのためにチャンスも作ってくれる。彼が深い位置に走れば他の選手たちが使えるスペースが生まれる」とヤン・シンデルマイスターSD(スポーツディレクター)は述べた。
ハネス・ヴォルフ監督も同様に、「我々にとってきわめて大きな価値のある選手だ」と浅野の貢献に賛辞を送っている。今後はゴールという具体的な形でも、これまで以上にクラブからの期待に応えたいところだ。
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