今季限りで現役引退すると発表したフィリップ・ラーム【写真:Getty Images】
現地時間7日にバイエルン・ミュンヘンに所属する33歳の元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが今季限りで現役引退すると発表したが、クラブ側は直前まで知らされていなかったようだ。8日に英メディア『BBC』が報じている。
ドイツ杯(DFBポカール)3回戦のヴォルフスブルク戦後のインタビューで「今季限りで自分のキャリアを終わらせる」と語ったラーム。数日前に「2018年までの契約がある」と語り、今季限りでの引退を否定していただけに驚きの発表となった。しかし、この発表にクラブ側も驚いているようだ。
同メディアは、バイエルンのウリ・ホーネスGM(ゼネラル・マネージャー)が記者団に対し、何も知らなかったと答えたことを明かしている。また、スポーツ・ディレクター就任を断ったとされる件に関してカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは「常にバイエルンの扉はオープンのままだ」と答え、いつでも迎え入れる姿勢を示した。
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