元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】
トルコ1部のガラタサライに所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、現役生活を終える前に古巣ケルンに復帰する可能性も示唆している。5日付のドイツ『sport.de』がコメントを伝えた。
ポドルスキはJ1のヴィッセル神戸へ移籍する可能性が盛んに報じられてきた。現時点では残留を決めたという本人やクラブ関係者のコメントが伝えられているが、トルコでのシーズンを終えたあと夏に日本へ移籍する可能性もあるかもしれない。
だが古巣ケルンに強い愛着を持つポドルスキは、いつかケルンに復帰する可能性も否定はしていない。「現時点ではそういう話はない」としながらも、「いつかもう一度ケルンのユニフォームでプレーするのが夢だということはいつも言ってきた。今後数年間で何が起こるか見てみよう」と含みをもたせた。
日本代表FW大迫勇也も所属するケルンは、ブンデスリーガで現在7位と好位置につけ、来季のチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ出場権獲得も狙える順位にいる。「欧州の夢は残っている。(実現すれば)長年つらい思いを味わってきたファンにとっては素晴らしいことだろうね」とポドルスキは古巣の好調が続くことを期待している。
ポドルスキは10歳でケルン下部組織に入団し、2003年にトップチームにデビュー。2006年にバイエルン・ミュンヘンへ移籍したが3年後にケルンへ復帰し、2012年にアーセナルへ移籍するまでプレーしていた。
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