香川真司【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは4日、ブンデスリーガ第19節でRBライプツィヒと対戦し1-0で勝利を収めた。
チームは前半戦で敗れていた相手にリベンジを果たした格好だが、ベンチ入りしていた香川真司に出番はなく勝利の瞬間をピッチの外で迎えた。前節マインツ戦に続くチャンスなしで、試合後は言葉少なに会場を後にした。
試合の感想を問われた香川は「まあまあ白熱した、レベルの高い(試合)。特に前半は」と述べるにとどまった。痛めている右足首の状態も心配されるが、「練習はいいので。しっかりと準備して頑張ります」と問題がないことを改めて強調している。
2月はすでに6試合が組まれているドルトムント。次は8日のDFBポカール(国内カップ戦)のベスト16でヘルタ・ベルリンと対戦する。ついに今季リーグ戦初ゴールを挙げた原口元気との日本人対決実現にも期待は高まるが、香川は「試合が多いんでね。次のカップ戦に備えてやっていきます」と静かに闘志を燃やした。
(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)
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