ドルトムントのドイツ代表FWマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
独メディア『ベルリーナー・ツァイトゥング』は1日、アーセナルで指揮を執るアーセン・ヴェンゲル監督の補強リストの最上位に、ドルトムントのドイツ代表FWマルコ・ロイスが挙がっていると報じた。アーセナルはこの27歳のFWに対してここ数年興味を持っており、6000万ユーロ(約72億円)を払う準備があるという。
ロイスはドルトムントで年俸900万ユーロ(約11億円)を受け取っているが、ガナーズ(アーセナルの愛称)ではそれを上回る年俸1200万ユーロ(約14億円)から1300万ユーロ(約16億円)を受け取ることが出来るとされている。
ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は『ビルト』紙の取材に対し、ロンドンからの興味を否定した上で、「マルコがドルトムントを離れたいという事は知らない」と話した。ドルトムントはここ数年経済状況が非常に安定しており、6000万ユーロのオファーに対しても断る事は可能だ。
ドルトムントで生まれ、ドルトムントの下部組織で育ったロイスが愛着のあるクラブを離れ、来シーズンはロンドンでプレーをするのか、決断が注目されるところだ。
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