ジェルソン【写真:Getty Images】
ローマのMFジェルソンは、今冬の移籍市場でリールへ行くものと思われた。しかし、この取引は成立せず、リールは移籍市場の最終日にラツィオからFWリカルド・キシュナを獲得している。伊『ANSA通信』などが伝えた。
昨年夏にローマの一員となった19歳のジェルソンには大きな期待が寄せられていたものの、ルチアーノ・スパレッティ監督の信頼を得ることができず、ここまで公式戦では約400分間しかプレーしていなかった。
そこで、ローマは同選手のレンタルを検討。レンタル料300万ユーロ(約3億7000万円)、完全移籍オプション1300万ユーロ(約16億円)で、リールへの移籍が合意に達した模様と報じられた。だが、選手本人がリールの提示した条件に満足せず、取引が破談に終わったという。
期待のブラジル人を逃したリールは、すぐに目標を切り替えてラツィオと接触。出場機会に恵まれない22歳のオランダ人FWのレンタルにこぎ着けた。
リールは現在、リーグアンで11位につけている。
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