シャルケのフラッグ【写真:Getty Images】
不調が続いているシャルケは、スーパーマーケットからも揶揄されているようだ。1月28日付のドイツ紙『ヴァッツ』などが報じている。
今季より新監督と新スポーツディレクターを迎え、そして移籍市場でも活発な動きを見せたシャルケ。しかし、移籍市場では約4000万ユーロ(約48億円)を費やし、また、ブンデスリーガではバイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントに次ぐ3番目に総年俸が高いシャルケだが、今季は18試合を終えて勝ち点21で11位に沈んでいる。
すでに今季リーグ戦で9敗しているシャルケだが、同チームに2敗をつけたのが日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトだ。今季は好調を維持して3位に立っている同チームは、現地時間1月27日に行われたブンデスリーガ第18節で、第1節と同スコアである1-0でシャルケに勝利。これを受けて、フランクフルト北部に位置するバート・フィルベル市にあるスーパーマーケット「レーヴェ」が、皮肉を交えたユーモラスなアイデアで、シャルケを揶揄した。
ドイツでは、ブンデスリーガのクラブロゴの入ったプリングルズが販売されているが、同スーパーマーケットは、シャルケのクラブロゴが入ったプリングルズをシャルケ戦の2試合のスコアを組み合わせた1.01ユーロ(約123円)の特別価格で販売。そして、「昨日はアイントラハトが食べたから、今日はあなたたちの番だ」と書いた広告を貼り、地元の来店客を楽しませた。
シーズンの後半戦が始まったブンデスリーガ。日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは、果たして後半戦で巻き返しを図ることができるだろうか。
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