シティ戦での判定をめぐるコメントが問題に【写真:goal.com】
イングランドサッカー協会(FA)は3日、リヴァプールのブレンダン・ロジャース監督が審判団の信頼性を損ねる発言をしたとして、処分を科すことを発表した。
ロジャース監督は1-2で敗れた12月26日のマンチェスター・シティ戦後、MFラヒーム・スターリングが決定機でオフサイドとなったことや、終盤にFWルイス・スアレスに対するプレーでPKが与えられなかったことに怒りをあらわにしていた。
ロジャース監督はこのとき、選手たちをたたえる一方で「審判団からのヘルプが一切なかった。今日のパフォーマンスはひどすぎる。難しい決定ではなかったはずだ」とコメント。「次にマンチェスターで試合をするときは、マンチェスター近郊の審判にならないことを願う」と批判している。
試合翌日、ロジャース監督は「私はいつも審判団に敬意を払い、サポートしようとしている。試合後は感情的になっていたけれど、そのときの思いを正直に言っただけだ」と述べ、審判団への敬意を強調した。
だが、FAはこの発言を受けて処分対象とすることに決定。ロジャース監督は異議を申し立てる場合、8日18時(現地時間)までに届け出なければならない。