スペイン・リーガエスパニョーラ1部のラス・パルマスへの移籍が濃厚と伝えられていたMF柴崎岳だが、クラブ関係者は獲得を否定しているという。地元紙『ラ・プロビンシア』が29日付で伝えた。

　昨年12月のクラブ・ワールドカップ決勝でレアル・マドリーから2ゴールを奪ったことでも大きな注目を集めた柴崎は、鹿島との契約を延長せず欧州でクラブを探している。最も有力な移籍先候補とみられていたのがラス・パルマスだった。

　だが『ラ・プロビンシア』によれば、柴崎がこのクラブに加入することはないという。ラス・パルマス移籍が確実になったという日本での報道内容について、「クラブの有力者が当メディアに否定した」と伝えられている。

　一方、スペインラジオ局『カデナ・コペ』でカナリア諸島を担当する記者は、「柴崎はマドリードで彼の欧州の代理人と会うことになるが、移籍先はラス・パルマスにはならないだろう」ともツイートしていた。スペインへ移籍することになるとしても、他のクラブという可能性もあるのかもしれない。

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