4得点に絡むんだ迫勇也【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第18節が現地時間28日に行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンは6-1でダルムシュタットに大勝をおさめた。この試合で2得点1アシストを決めて、合計4得点に絡む活躍をした大迫は、ドイツ各紙から高評価を受けている。
この試合に先発出場した大迫は、まず32分に右サイドからのクロスに左足のつま先で合わせると、ボールは相手DFに当たってオウンゴールに。そして、37分には左からのクロスにヘディングで叩きつけてゴールをマーク。
後半には、72分に相手DFがクリアミスしたボールを拾うと、ドリブルで運んだ後にエリアの手前からGKの手を弾くミドルシュートを放ち、この日2得点目を決める。そして89分には、スルーパスでルドニェフスのゴールをアシストし、ケルンの大勝に貢献した。
大迫にとってブンデスリーガで1試合2得点を決めたのは、この試合が初となる。また、ブンデスリーガでヘディングゴールを決めたのもこの試合が初めてとなった。
この活躍に、ドイツ紙『キッカー』は、大迫をマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出。「大迫と仲間たちがダルムシュタットを破壊した」と題し、大迫を評価している。
そして、独紙『エクスプレス』は、「ダルムシュタットは1点を返すも、そのわずか6分後に大迫によって意気消沈させられた」と評し、大迫のパフォーマンスを称賛。
さらに、ブンデスリーガ公式サイトも「大迫はダルムシュタットを打ちのめす冷酷なケルンとして輝いた」と題し、今季2度目のMOMに選出した。
また、この試合で今季の通算ゴール数を4とした大迫は、ブンデスリーガでのシーズンレコードを更新している。
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