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清武にMLSから7億4000万円オファーか。外国人枠空けるため退団へ?

text by 編集部 photo by Getty Images

清武弘嗣
セビージャの清武弘嗣【写真:Getty Images】

 セビージャに所属する日本代表MF清武弘嗣は、メジャーリーグサッカー(MLS)のクラブへ移籍することになるのかもしれない。スペインメディア『デスマルケ』が28日付で伝えている。

 今季ハノーファーからセビージャへ移籍した清武は、リーガエスパニョーラ開幕戦に先発起用され1ゴール1アシストを記録するなど、順調なスタートを切ったかに見えた。だがシーズンが進むと出場機会は激減し、残り期間わずかとなった1月の移籍市場でセビージャを離れる可能性も盛んに報じられている。

 現地時間の27日には、清武の去就に大きく影響する可能性のある動きがあった。セビージャはロサリオ・セントラルからアルゼンチン人MFワルテル・モントーヤを獲得したことを発表。だがモントーヤを今すぐチームに合流させるためには、EU外外国人枠を占める選手を一人手放さなければならない。

 レギュラーであるブラジル人DFマリアーノが放出される可能性は低く、候補となるのは清武とブラジル人MFガンソ。『デスマルケ』は、清武が最有力な放出候補であり、MLSの複数クラブが関心を示していると伝えている。移籍金600万ユーロ(約7億4000万ユーロ)近い金額での具体的なオファーも届いているという。以前にはシアトル・サウンダーズが清武に関心を抱いているとも報じられていたが、オファーを出しているクラブの名前は明らかにされていない。

 一方で、清武の残留を示唆する報道もある。セビージャ地元紙『エスタディオ・デポルティボ』によれば、ロサリオ・セントラルのリカルド・カルローニ副会長は、モントーヤが「レンタルでロサリオに残る」と認めたという。清武またはガンソの放出が不可能であり、外国人枠を空けることができないためだとみられている。

【了】

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