リバプールのフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
リバプールのブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョは、昨年の飛行機墜落事故で命を落としたシャペコエンセの選手らの遺族を支援するため寄付を行ったことを明かし、ファンにも協力を呼びかけている。
ブラジル1部リーグのクラブであるシャペコエンセは、昨年11月末にコロンビアで行われる予定だった試合へ向かう飛行機が墜落。選手19名を含む71名が犠牲となった。
現地時間25日には、遺族を助けるためのチャリティーマッチとして、ブラジル代表対コロンビア代表の国際親善試合が開催された。コウチーニョは、この試合の開催にあわせて募られていた寄付に協力したことをインスタグラムで明らかにしている。
「皆さんもこの素晴らしい行為に参加してくれるようにお願いしたい。僕らは一緒ならもっと強くなれる」とコウチーニョはコメントし、ファンにも寄付への参加を呼びかけている。
リオデジャネイロで開催されたブラジル対コロンビア戦は、1-0でブラジルの勝利に終わった。試合の収益と、世界中から集まった寄付金は、事故犠牲者の遺族らに贈られるとのことだ。
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