セビージャの清武弘嗣【写真:Getty Images】
セビージャの日本代表MF清武弘嗣は、やはりヘルタ・ベルリンへ移籍する可能性は低いようだ。ヘルタのミヒャエル・プリーツSD(スポーツディレクター)によるコメントを25日付の独紙『キッカー』が伝えている。
セビージャで出場機会を得られず苦戦している清武は、この冬に移籍する可能性もあるとみられていた。ヘルタは昨年夏に清武の獲得を逃したが、代役として獲得したオンドレイ・ドゥダが負傷で離脱したこともあり、セビージャに清武のレンタルを打診したという。
だがセビージャは清武を放出するのであれば完全移籍の形を望んでいる模様で、レンタルの打診を断ったと伝えられていた。プリーツSDは清武獲得の見通しについて「あまり期待はしていない」とコメントし、セビージャからのレンタルが困難であることを認めている。
清武はセビージャで昨年のラストゲームとなった国王杯(コパ・デル・レイ)の試合に出場したが、年明け以降の5試合で出場機会は得られていない。このまま移籍市場の終了を迎え、シーズン後半もセビージャに残ることになるのだろうか。
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