マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
トッテナムなどで監督を務めたハリー・レドナップ氏が、マンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーに対して古巣エバートンへ戻るようアドバイスをした。24日に英メディア『トークスポーツ』が伝えている。
先日行われたストーク・シティ戦でユナイテッドでの通算250ゴール目を記録し、クラブ歴代得点記録を更新したルーニー。しかし、今季リーグ戦ではわずか2得点しか決めてはおらず、8度しか先発出場を果たしていないことから去就が不透明なものとなっている。
そこで、レドナップ氏がルーニーのこのような状況について言及。同氏は、再び主役となるために18歳まで過ごしたエバートンに戻るべきだとルーニーに助言している。
「おそらく彼にとって今は、彼が望んだ場所に行き、そして再び重要な選手になるという新たな挑戦を受け入れる時なのかもしれないね。エバートンに戻るのもいいかもしれない。彼は“トフィーズ”(エバートンの愛称)のファンなんだ。あそこでキャリアを終え、チームをチャンピオンズリーグに連れて行くべきだよ。違いを見せれるだろうし、ユース出身の選手たちの成長をも手助けできるかもしれない」
その一方で、現役時代にエバートンでプレーしたドン・ハッチソン氏は、クラブの若手選手の成長を妨げる恐れがあるとしてルーニーが古巣に復帰することに反対。同氏は、ユナイテッドの歴代最多得点者となったことをツイッターを通じて称賛するも、メジャーリーグサッカーへの参戦を助言している。
また、中国の広州恒大や北京国安も獲得に関心を示していると報じられているルーニー。これからも去就問題はさらに過熱しそうだ。
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