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アジア 8年前

中国から欧州へと“帰還”した10人のビッグネーム。給与未払い、ACLを制覇した元ドルトFWも【編集部フォーカス】

近年の“爆買い”により欧州各国からビッグネームを次々と呼び寄せている中国スーパーリーグ。しかし、中には再び欧州のクラブへと“帰還”する選手もいる。今回は、中国から欧州クラブへと復帰した10人の選手をフットボールチャンネル編集部がピックアップした。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ディディエ・ドログバ

ドログバ
チェルシーから上海申花に移籍したディディエ・ドログバ【写真:Getty Images】

チェルシー→上海申花→ガラタサライ

 自ら最後のPKを沈め、バイエルンを破ってチェルシーにクラブ史上初のチャンピオンズリーグ優勝をもたらしたドログバが次に向かった先は極東だった。

 2012年夏に契約満了によりフリーで上海申花に加入し、中国に移籍するいわゆる“ビッグネーム”の先駆け的な存在となった。元アルゼンチン代表監督のセルヒオ・バチスタのもと11試合8得点というハイペースでゴールを奪い、その実力を中国でも発揮したが、わずか半年で退団。

 原因は給与未払いと報じられ、ガラタサライへと移籍する際には上海申花がFIFAに訴えを起こす事態に発展したが、FIFAはこれを棄却。ドログバは無事に中国からトルコへと“脱出”した。

 その後は古巣チェルシーに復帰してリーグ優勝に貢献。MLSのモントリオール・インパクトへと移籍し、現在は再びフリーに。ブラジルのコリンチャンスに加入するのではと報じられている。

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