レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスは、今季のリーガエスパニョーラで自らの得点によりチームにもたらした勝ち点数がFWクリスティアーノ・ロナウドと並ぶチーム最多だという。22日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
現地時間21日に行われたリーガ第19節のマラガ戦では、ラモスは前半にセットプレーからの2ゴールを記録。2-1の勝利の立役者となり、連続無敗記録が途切れたあと2連敗を喫して苦境に陥っていたチームの救世主となった。
この2点を加えたことでラモスの今季リーガでの得点数は6点となり、C・ロナウドに次ぐチーム2位に。過去にはリーガで年間5ゴールが最多だったが、前半戦を終了した時点で早くもキャリアハイを更新している。
さらに、直接的にチームの勝ち点に繋がるゴールが多いことも特徴的だ。第5節ビジャレアル戦と第14節バルセロナ戦では試合を1-1のドローに持ち込む同点ゴールを決め、第15節デポルティボ戦では決勝点。今回のマラガ戦も含め、ラモスの得点がなければチームは勝ち点7を失っていた計算となる。
この数字は、今季リーガで12得点を記録しているC・ロナウドと並ぶものだ。C・ロナウドのゴールがマドリーの試合結果を変える得点となったのはアラベス戦(3得点)、アトレティコ・マドリー戦(3得点)、スポルティング・ヒホン戦(2得点)のみであり、その他の4得点は大勝の試合や敗れた試合でのゴールとなっている。
一方、スペイン紙『マルカ』は「セルヒオよりゴールの少ない“キラー“たち」と特集を組み、今季リーグ戦で得点数がラモスに及ばないストライカーたちを紹介。カリム・ベンゼマやネイマール、パウロ・ディバラ、ジェイミー・ヴァーディーらが並べられている。
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