フル出場を果たした香川真司【写真:Getty Images】
現地時間21日にブンデスリーガ第17節の試合が行われ、ドルトムントはブレーメンと対戦し2-1の勝利をおさめた。日本代表MF香川真司はアウグスブルク戦に続いて先発出場を果たしている。
1ヶ月ぶりの公式戦は「すごく緊張感があったし、開幕戦みたいな雰囲気がチームにあった」という。その中で「厳しいピッチコンディション含めアウェイで勝てたことが一番良かった」と話した香川。
負傷していた足首に関しては「たまに痛みを感じるときはあるし、100パーセントというわけではないけど、プレーできる状況ではあると思っている。日々足の状態を判断している」とまだ完全な状態ではない中でのプレーとなっているようだ。
左MFとして「前半はやりたいことはできなかったから、守備のところで割り切ってやっていた」という香川は、スルーパスなどでチャンスも演出した。目に見えるアシスト、ゴールは取れなかったものの、90分戦えたことを前向きに捉えている。
「アシスト、得点という目に見える結果は取れなかったけれど、個人的には後半も含めて90分戦えたことはものすごくポジティブに捉えている。これを毎週やり続けないといけない。チームも個人も勝ち続けたら勢いや自信が見えてくると思うので、トレーニングをやり続けなければならない」と定位置獲得のために、トレーニングからのアピールの重要性を語った。
(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)
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