中国入りしたカルロス・テベス【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグの上海申花に加入したFWカルロス・テベスは、自身の受け取る年俸が“世界最高額“になったという報道を否定している。21日に行われた入団会見でのコメントを中国『新浪スポーツ』が伝えた。
母国アルゼンチンのボカ・ジュニオルスに所属していたテベスは、昨年末に中国への移籍が決定。報酬額は年俸4000万ユーロ(約49億円)に達し、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドらも上回る世界最高額となることが盛んに伝えられていた。
一方で、テベスの年俸として伝えられていた金額は2年契約の総額であり、実際の年俸はメッシやC・ロナウドらに及ばないとの報道もあった。テベスは21日の会見で、具体的な報酬額を明かすことは避けながらも、「レジェンドたちほど高いわけではない」とコメント。世界最高額であることを否定している。
「(ボカでの)最後の試合以来、中国での給料について地元メディアに何も言ったことはない。給料の話は誰に対しても明かすようなものではない。チームメートたちを尊重するためにも、いくらなのか言うつもりはない」とテベスは述べた。
テベスの給与額が世界最高ではないとすれば、現在のサッカーで最高の高給取りが誰であるかは定かではない。英紙『ザ・サン』が先日伝えたランキングではC・ロナウドがテベスに次ぐ2位とされていたが、上海上港に加入したMFオスカルや、バルセロナのFWネイマールの給与額がそれを上回ると伝えているメディアもある。
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