エバートンのジェラール・デウロフェウ【写真:Getty Images】
エバートンに所属する22歳のスペイン人FWジェラール・デウロフェウの獲得に迫っているミランだが、一旦は発表した獲得を撤回することになった。イタリアやイギリスの複数メディアが伝えている。
冬の移籍市場での補強に向け、ミランはデウロフェウ獲得に向けた交渉を行っていることがここのところ報じられていた。レンタルのみ、あるいは買い取りオプション付きでのレンタルを望むミランと、買い取り義務付きの形を望むエバートンとの間で希望が食い違いながらも、交渉は進展している模様だった。
現地時間20日夜には、ミランがそのデウロフェウの獲得を発表。ツイッターの公式アカウントで「ジェラール・デウロフェウは2017年6月30日までのレンタルでミランに加入する」と投稿が行われた。買い取りオプションのつかない形でのレンタルとのことだった。
だがイギリスメディアはこれを受け、エバートン側が移籍の成立を否定していると報じた。結局、ミランは発表から2時間あまりでツイートを削除する結果となっている。
いずれにしても、デウロフェウのミラン移籍に向けた交渉が進んでいることは事実のようで、交渉が破談に終わったわけではないとイタリアメディアは伝えている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、デウロフェウは22日にもイタリア入りし、23日にメディカルチェックを受ける見通しだという。
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