リバプールのユースコーチに就任したスティーブン・ジェラード【写真:Getty Images】
昨年11月に現役から引退したスティーブン・ジェラードが古巣リバプールのユースコーチに就任するようだ。20日、英紙『ガーディアン』が伝えている。
ジェラードはリバプールで公式戦710試合に出場、リーグ戦では504試合に出場して120ゴールを挙げた2015年7月にアメリカへと渡り、MLSのロサンゼルス・ギャラクシーに加入。昨年の11月に現役を引退した。
現役引退後の活動に注目が集まっていたジェラードであったが、2月から古巣リバプールのユース年代の指導にあたることに。若い選手たちへの成長の助けになるような幅広い仕事を行うことになるようだ。
「プロとしての全てが始まった場所に戻ってこれて完璧なサイクルのように感じる。しかし、これは感情的な決定ではない。このクラブが私にとってどのような意味を持つかは説明する必要はないと思うが、このクラブに戻って来たのは組織を助けるという重要な役割を理解したいという考えからだ」とリバプールというクラブ以上に、仕事に惹かれたことを明かしている。
ユルゲン・クロップ監督の下、ユース年代の育成に力を入れているリバプールは「若い世代の未来を助けたい」と語るジェラードを育成年代のコーチに迎えることになった。
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