バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
バルセロナのルイス・エンリケ監督は、リーガエスパニョーラで首位を走るレアル・マドリーの勢いがストップしたことを喜び、「4チーム」が優勝を争うことになるという見通しを述べている。18日付のスペイン紙『マルカ』などが会見でのコメントを伝えた。
スペイン記録を更新する公式戦40試合連続無敗を維持していたマドリーだが、現地時間15日に行われたリーガ第18節のセビージャ戦に1-2で敗戦。リーガでは1試合を多く残しつつ首位を守っているものの、2位セビージャには1ポイント差、3位バルサには2ポイント差に迫られている。
マドリーがセビージャを下せば一気に抜け出していた可能性もあったが、そうならなかったことをバルサ指揮官は喜んでいる。「先週末はポジティブだったね。我々は勝ち点3を加え、首位チームは敗れた。バルサの上にいるチームは負けてほしいといつも思っているよ」と率直に述べた。
優勝争いの見通しについては、「上位にいる4チームのいずれも排除はしない」とL・エンリケ監督。首位と6ポイント差の4位アトレティコ・マドリーも含めた上位争いが繰り広げられていくという展望を述べた。
マドリーは18日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準々決勝1stレグのセルタ戦にも敗れ、40戦無敗のあと公式戦2連敗となった。バルサは19日に同じく準々決勝1stレグのレアル・ソシエダ戦に臨む。
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