セルタに敗れたレアル・マドリー【写真:Getty Images】
現地時間18日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準々決勝1stレグの試合で、レアル・マドリーはセルタをホームに迎え1-2で敗れた。過去にはこのスコアから逆転で勝ち進んだ例がないことを18日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
昨年4月以来無敗を継続し、スペイン記録を更新する公式戦40試合連続無敗を達成していたマドリーだが、先週末にはリーガエスパニョーラでセビージャに敗れてその記録がストップ。さらにセルタにも敗れたことで、40戦無敗のあと2連敗となった。
マドリーがコパの1stレグをホームで戦って1-2で敗れたことは過去に2回のみだが、そのいずれも逆転での突破には失敗している。一度目は1995年、バレンシアに1-2で敗れたあと、アウェイでも同じく1-2で敗れる結果に終わった。
もうひとつの例は2012年の準々決勝。宿敵バルセロナにホームで1-2の逆転負けを喫し、敵地カンプ・ノウでは2-2のドロー。2点ビハインドから追いついたが、あと1点届かなかった。
セルタホームでの今回の準々決勝2ndレグは25日に開催される。好調から一転して苦境に追い込まれたマドリーだが、前例を覆して4強進出を果たすことができるだろうか。
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