香川にとって重要な半年間。ドルトムントでの結果が日本代表に繋がる
重要な半年間が始まる。昨年12月、前半戦の最終戦となったホームでのアウクスブルク戦の試合後に、香川真司は次のような言葉を残していた。
「W杯もあと1年半でありますしね。そういう中で、どうやってそこに照準を持っていくか。このクラブでどう闘っていくのか。色々なことを考えさせられましたし。ただひとつ言えるのは、本当にその戦いに、戦い続けないといけないことで、継続してやり続けないといけない」
もちろんまだ出場権を勝ち取ってはいないが、日本代表がアジア最終予選グループBを無事2位以内で通過、もしくは大陸間プレーオフで勝利すれば、翌年にはロシアW杯本大会を戦うことになる。香川にとって2度目のW杯。惨敗に終わったブラジルW杯のリベンジを、心に強く誓っているはずだ。
「ここ(ドルトムント)で勝ち残れれば、自然と代表でも結果が付いてくるとは思っています」
W杯が迫る。所属するボルシア・ドルトムントで「どう闘っていくのか」。前半戦の出場試合数は全15試合中7試合に留まり、ゴール数も「0」に終わったが、後半戦はどのようにドルトムントでポジションを確立するのか。そして前半戦を6位で終えたドルトムントの巻き返しに、どのように貢献できるか。