「噂は事実に即したものではない」【写真:goal.com】
パルマFWアントニオ・カッサーノは、1月の移籍市場で古巣サンプドリアへ復帰する可能性があるのではないかと年末以来噂されていたが、代理人やクラブ会長はこれを否定している。
今季から加入したパルマで好調なプレーを見せているカッサーノは、2007年から3年半を過ごしたサンプドリアへの復帰の噂が盛んに報じられていた。だが同選手の代理人を務めるジュゼッペ・ボッツォ氏はこれを否定し、イタリア『sampdorianews.net』で次のように述べた。
「私としては何も聞いていないし、誰とも話をしたことはない。選手自身もはっきり言ったように、彼はパルマでうまくいっている。幸せを感じており、移籍の意思はまったくない。アントニオ・カッサーノに関して、移籍市場での話は何もない」
「アントニオとサンプドリアの周辺での噂に驚きはない。移籍市場のたびに出てくる話だ。だが、事実に即したものではない。アントニオの希望はパルマに残ること、パルマの希望はカッサーノを引き留めることだ」
一方、パルマのトンマーゾ・ギラルディ会長もカッサーノが重要な存在であることを強調し、イタリア『スカイ・スポーツ』に対して同選手の放出の可能性を否定した。
「彼はただ落ち着いてプレーさせるべきだ。一人だけでもチケット代を払う価値のある選手であり、私は彼をパルマに連れてきたことをうれしく思っている」