中国のサポーター【写真:Getty Images】
多くの外国人スター選手を獲得し、移籍市場を騒がせている中国スーパーリーグだが、2017シーズンより外国人枠に関する規定が変更される見通しだという。15日付の中国メディア『新浪スポーツ』などが伝えている。
この冬の移籍市場でも、すでにFWカルロス・テベスやMFオスカル、MFアクセル・ヴィツェルなどが中国へ移籍。昨シーズンから中国でプレーしている選手らも含め、中国行きを選ぶスター選手は増加の一途を辿っている。
だが、新シーズンの開幕を1ヶ月半後に控えて突然の外国人枠規定変更の話が持ち上がった。これまでは各試合に外国人選手3人と、別枠としてアジア選手1人の起用が認められていたが、今後はアジア枠を撤廃して合計で3人までの同時起用しか認められなくなる見通しだという。
ベンチ入り可能な外国人数は5人で変わらないようだ。また、23歳以下の中国人選手をピッチ上に1人、ベンチ入りメンバーに2人以上含めることが義務付けられるとも伝えられている。
アジア枠の選手としては、韓国、オーストラリア、ウズベキスタンなどの現代表選手らが中国スーパーリーグの各クラブに在籍している。それらの選手が他の外国人選手と別枠で同時起用できなくなれば、さらなる外国人スター選手の補強を思いとどまるクラブも出てくるかもしれない。
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