チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、FWジエゴ・コスタとの衝突を否定し、同選手の欠場は単なる負傷によるものだと主張した。14日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

　チェルシーは現地時間14日に行われたプレミアリーグ第21節でレスター・シティと対戦したが、エースストライカーのD・コスタはこの試合を欠場。コンテ監督との衝突により試合のメンバーから外された模様だと報じられていた。

　負傷のため練習を欠席していたD・コスタは、そのコンディションの問題を巡ってコンテ監督と対立したという。D・コスタが中国から巨額のオファーを受けていることもその対立を悪化させ、最終的に指揮官はD・コスタに「中国に行け！」と叫んでメンバーからの除外を決めたとの話だった。

　だが、コンテ監督はレスターとの試合後の会見でこれらの報道内容を否定。D・コスタの欠場は負傷によるものでしかないと主張した。

「真実を知りたいのであれば伝えよう。火曜日の練習中に、ジエゴは背中に痛みを訴え、今週はそれ以降トレーニングできなかった。今日出場できなかったのはそのためだ。それがジエゴについての真実だ」

　D・コスタが中国からオファーを受けているという話についても関知していないとコンテ監督は述べた。「私はそのことについて何も知らない。クラブからは何も聞いていない。したがって、憶測でしかあり得ない」

　今後は改めてD・コスタのコンディションを確認した上で、復帰の時期について検討するとのこと。D・コスタが再びチェルシーでプレーするかどうかとの質問には「もちろんだ」とコンテ監督は答えている。

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