前任ペップの素材はそのまま。人員整理を行い主力は残留
新任のカルロ・アンチェロッティは、前任のペップ・グアルディオラが3年の月日を掛けて築き上げたチームを解体せずに、“素材”をそのまま活かそうとした。よって、補強らしい補強は行っていない。ドルトムントからドイツ代表マッツ・フンメルスを、ベンフィカからポルトガル代表レナト・サンチェスを獲得するに留まった。
一方で、ペップ政権時に目立たなかったマリオ・ゲッツェとセバスチャン・ローデをドルトムントに放出。また、ピエール=エメリ・ホイビェルクをサウサンプトンに放出し、メディ・ベナティアをユベントスにレンタルするなど、若干の人員整理を行う。いずれにせよ、ペップ・バイエルンの主力はそのまま残った。