88分に均衡破れる【写真:goal.com】
1日に行われたプレミアリーグ第20節、アーセナル対カーディフの一戦は、2ー0でホームのアーセナルが勝利した。アーセナルFW宮市亮は、2試合連続のベンチ入りとなったが、出場機会はなかった。
首位で2013年を終えたアーセナルは、後半戦もこの勢いを持続したいところ。立ち上がりから、大方の予想どおりボールを支配する。
新監督就任が噂されるスールシャール氏がスタンドから見守るカーディフは、守りに重きを置いた戦い方でアーセナルの攻撃に対処した。
攻撃の回数では圧倒的にアーセナルだが、ジルー不在のチームはなかなか決定機をつくれない。人数で守るカーディフを崩せず、均衡を破れなかった。
アーセナルは64分すぎにベントナーとロシツキを投入し、攻勢を強めた。その後には、メルテザッカーのヘディングシュートが2度ゴールを襲うも、あと一歩届かない。
カーディフが勝ち点1を手にするような雰囲気が漂い始めたが、今シーズンのアーセナルは土壇場で勝負強さを見せる。
88分、左からクロスが入るとファーサイドでサニャがヘッド。これがGKに止められると、こぼれ球にベントナーが反応、豪快に右足で叩き込み、待望の先制弾を得る。
このプレーの際にベントナーが負傷してそのまま交代となるが、アーセナルはアディショナルタイムにウォルコットのゴールで加点して決着。厳しい試合で勝ち点3を手にして、首位を維持している。