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ハメス、チェルシーから誘われるもCロナの説得でレアル残留?

text by 編集部 photo by Getty Images

ハメス・ロドリゲス
レアル・マドリーのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、冬の移籍市場でチェルシーからのオファーを受けながらも、チームメートのFWクリスティアーノ・ロナウドの助言を受けてマドリー残留を決めたという。コロンビアメディア『コンフィデンシアル』が11日に伝えている。

 マドリーで”10番”を背負うハメスだが、ジネディーヌ・ジダン監督のもとでは十分な出場機会を得ることができず、苦しい状況が続いていた。クラブ・ワールドカップ決勝の鹿島アントラーズ戦で出番なしに終わった直後には、「マドリーでプレーを続けるという確信は持てない」と移籍をほのめかしていた。

 マドリーを離れる可能性が高まったハメスに対しては、チェルシーが特に強い関心を示していたという。MFオスカルの中国への売却で補強資金を手に入れたこともあり、ハメス獲得のため9000万ユーロ(約110億円)の正式オファーを出したとみられている。

 マドリーはチェルシーからのオファーに応じる姿勢を示し、決断をハメス本人に委ねたが、冬のバカンスを終えたハメスは移籍を断ることをクラブに伝えたとのことだ。その決断にあたっては、チームメートのC・ロナウドが残留を勧めた助言が大きく影響したとみられている。

 残留を選んだハメスは年明け後の初戦となったコパ・デル・レイ5回戦1stレグのセビージャ戦に先発起用され、2得点を挙げる活躍で3-0の勝利に貢献。試合後には「マドリーに残る」と宣言し、シーズン後半戦もジダン監督のチームでポジション争いを続けていく姿勢を示した。

【了】

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