バルセロナのジェラール・ピケ【写真:Getty Images】
現地時間11日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)5回戦2ndレグの試合で、バルセロナはアスレティック・ビルバオに3-1の勝利を収めた。スペイン紙『マルカ』はこの試合でのミスジャッジを指摘しつつ、バルサのDFジェラール・ピケに対して“挑発的“なタイトルの記事を掲載している。
2017年に入ってから公式戦2試合連続で勝てなかったバルサだが、その2試合の終了後にはいずれも審判によるジャッジと、ジャッジに対するピケの発言が話題となった。
ビルバオとの1stレグ終了後には、ピケはレアル・マドリーに有利でバルサに不利な笛が存在すると主張。8日のビジャレアル戦をドローで終えたあとには、観客席にいたスペインプロリーグ機構のハビエル・テバス会長を指差し、「(判定を)見たか? そう、お前だよ。見たか?」と叫んで不満を訴えていた。
ビルバオとの2ndレグではバルサが勝利を収め、2試合合計4-3で準々決勝へ進んだが、『マルカ』はこの試合でも誤審が相次いだと指摘している。カードを出すべきだった場面やオフサイドの判定ミスがあったとして、「中立の視点から見れば、スペインの審判のレベルの低さは不安」と述べた。
一方で、バルサが見せた戦いぶりには賛辞を送り、ジャッジの質がどうであれ勝利に値する戦いだったと評価。「ピケ、“見たか“? より良いプレーができれば審判は関係ない」と記事にタイトルをつけ、バルサDFに向けて挑発的とも言える姿勢を示している。
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