監督はターンオーバーに消極的。本田の先発はなし?
カップ戦はターンオーバーの機会となりうる。ただ12日のコッパ・イタリア5回戦ミランvsトリノ戦にあたって、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はメンバーの入れ替えに消極的な考えを示した。
「ターンオーバーはするが少しに止めるし、全ての選手を入れ替えることはしない。明日は理論上、各ポジション1人までにとどめたい」
一部報道では本田圭佑が先発出場する可能性があるという情報が出ていたが、トリノ戦では実現しない模様である。エムバイエ・ニアンが出場停止となり、左ウイングにはジャコモ・ボナベントゥーラが使われ、右にはスソが不動。前線では8日のカリアリ戦で先発したカルロス・バッカの代わりにジャンルカ・ラパドゥーラが入りそうだ。
つまり「各ポジション1人まで」いう選手の入れ替えは、前線においてはこれで終わり、ということになる。
モンテッラ監督は、トリノを強敵と考えている。「大会には勝ち進みたいのでもう少し楽な相手と当たりたかったが、よくトレーニングされて前線にいい選手をたくさん抱えるトリノは難しい相手。勝つためには100%の力で臨む必要がある」。出場機会に恵まれないメンバーにチャンスを与えることを優先できるほど、楽な相手ではないということだ。