フィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、FWフィリッペ・コウチーニョの放出を否定した。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
24歳のコウチーニョは、最近バルセロナへの移籍が噂になった。スペインの強豪は、同選手の獲得に6000万ポンド(約84億円)を用意していると伝えられた。
だが、クロップ監督は主力アタッカーの放出を望んでおらず、「彼は我々の選手であり、我々は彼の放出を話し合ったこともなければ考えたこともない」とコメントしている。
それでも、ビッグクラブが多少のことでは身をひかないということも感じている。コウチーニョは最近まで負傷離脱していたが、クロップ監督は「5、6週間の負傷でビッグクラブが完全に選手のことを忘れてくれるならうれしいね。ただ、そうはいかないものだ。とはいえ、彼は我々の選手だけれどね」と述べた。
11月に足首を負傷したコウチーニョは、今月11日に行われるリーグカップ準決勝サウサンプトン戦での復帰が見込まれている。
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