マンチェスター・ユナイテッドで通算249得点目を決めたイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、クラブのレジェンドであるサー・ボビー・チャールトン氏の持つ通算最多得点記録に並んだことを光栄だと語った。7日付の英『BBC』などが報じている。

　現地時間7日にイングランド・FAカップ3回戦の試合が行われ、ユナイテッドはホームで2部のレディングに4-0で勝利をおさめた。この試合に先発出場したイングランド代表FWウェイン・ルーニーは7分、MFフアン・マタがゴール前に上げた浮き球に右膝でうまく合わせ、チャールトン氏の持つ通算最多得点記録に並んでいる。

　これについてルーニーは、「このクラブは僕の人生の大部分を占めているんだ。チャールトン氏の記録に並んだことを光栄に思う」と述べると、「誇らしい瞬間だよ。ユナイテッドのような偉大なクラブでこのような記録が達成できて心から光栄に思う」と喜びを伝えた。

　ルーニーは、2004年の夏にユナイテッドに加入して以来、これまでプレミアリーグで179得点、FAカップで22得点、リーグカップで5得点、欧州サッカー連盟（UEFA）主催の大会で39得点、そしてその他の大会で4得点をマーク。また、543試合で249得点をマークしたルーニーは、758試合で249得点を決めたチャールトン氏を上回るスピードで通算最多得点記録に並んでいる。

　ユナイテッドでは先発を外れる機会も増え、将来の見通しも曖昧だとみられている31歳のルーニー。しかし、クラブの通算最多得点記録を樹立し、クラブの歴史に新たな1ページを刻むことになる日に一歩近づいたのは確かなようだ。

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