ハットトリックを達成したFWウィサム・ベン・イェデル【写真:Getty Images】
【レアル・ソシエダ 0-4 セビージャ リーガ・エスパニョーラ17節】
リーガ・エスパニョーラ第17節が現地時間7日に行われ、日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャはアウェイでレアル・ソシエダと対戦。FWウィサム・ベン・イェデルのハットトリックなどにより、セビージャが4-0で勝利をおさめている。
現在3位につける2連勝中のセビージャ。指揮官のホルヘ・サンパオリ監督は、ここ8試合のリーグ戦で6勝1敗1分と好調を維持しているソシエダとの対戦で3-5-1-1の布陣を採用。
中盤は右からマリアーノ、バスケス、エンゾンジ、ビトーロ、エスクデロを並べ、ベン・イェデルをワントップに置いてナスリをトップ下で起用した。清武はこの試合を欠場している。
開始して25分、バスケスがエリア手前から放ったシュートを相手GKが弾くと、それに反応して走り込んで来たベン・イェデルがゴール左隅に流し込み、セビージャが先制に成功。
そしてその4分後には、相手DFがクリアし損ねたボールを拾ったバスケスがヘディングでゴール前に送ると、そのボールを受け取ったベン・イェデルが飛び出したGKを交わしてシュートをゴールに突き刺し、セビージャがリードを2点に広げる。
後半になってもセビージャの勢いは止まらない。73分、相手DFがクリアミスしたボールを拾ったベン・イェデルが下げると、そこに走り込んで来たサラビアが左足でゴール右隅に流し込み、追加点を挙げる。
さらに82分、後方からの縦パスに抜け出したベン・イェデルがシュートをゴール右隅に決め、ハットトリックを達成。
結局4-0でソシエダに快勝したセビージャは、次節に行われる首位レアル・マドリーとの上位対決に向けて弾みをつけている。
【得点者】
25分 0-1 W・ベン・イェデル(セビージャ)
29分 0-2 W・ベン・イェデル(セビージャ)
73分 0-3 P・サラビア(セビージャ)
83分 0-4 W・ベン・イェデル(セビージャ)
【了】