家長昭博と舞行龍ジェームズ【写真:Getty Images】
J1の川崎フロンターレは5日、大宮アルディージャから元日本代表MF家長昭博を、アルビレックス新潟からDF舞行龍ジェームズをそれぞれ完全移籍で獲得したことを発表した。
2004年にガンバ大阪でデビューし、スペインや韓国でのプレーも経験した家長は、2014年にマジョルカからの完全移籍で大宮に加入。J2降格を強いられたチームを再びJ1へ引き上げ、2016年もJ1で11ゴールを挙げるなど、大宮の中心選手として活躍を続けてきた。
「伝統ある川崎フロンターレの一員になることができ、心からうれしく光栄に思います。等々力のピッチでサポーターの皆様と共に闘えることを楽しみにしています」と家長は新天地のファンに向けて挨拶のコメントを述べている。
舞行龍ジェームズは2008年に新潟に加入し、ツエーゲン金沢やV・ファーレン長崎へのレンタルを経て2013年から新潟で定位置を確保。ニュージーランドで生まれ、2011年には同国代表チームでもプレーしたが、2013年に日本国籍を取得した。
「このチームの一員になれた事を嬉しく思います。今以上に変化した姿をサポータの皆さんに見せたいです。チームの優勝に貢献できるように頑張ります」と舞行龍ジェームズはコメントしている。
川崎Fは風間八宏前監督が2016年限りで退任し、エースとして活躍してきたFW大久保嘉人もFC東京への移籍が決定。一方で4日にはガンバ大阪からMF阿部浩之の獲得も発表し、新体制での戦いに向けて着々と準備を進めている。
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