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セビージャ、乾の元同僚を獲得か。プレミアに順応できず今季わずか1得点

text by 編集部 photo by Getty Images

バストン
ボルハ・バストン【写真:Getty Images】

 ストライカーの層に不安を抱えるセビージャは、冬の移籍市場でプレミアリーグから新戦力を迎えることになるかもしれない。

 英紙『デイリー・メール』は、スウォンジーに所属するスペイン人FWボルハ・バストンがセビージャへ移籍する可能性があると報じた。

 昨季はエイバルに所属し乾貴士と同僚たったB・バストンはリーグ戦で18得点を挙げたものの、レンタル元のアトレティコ・マドリーに復帰できず。その結果スウォンジーがクラブ市場最高額の1550万ポンド(約22億円)を投じて引き抜き、プレミアリーグ上陸を果たしていた。

 しかし、初の国外挑戦は今のところうまくいっていない。負傷で出遅れてプレミアリーグでは11試合470分弱の出場にとどまり、奪ったゴールは1つのみ。迷走するクラブによる2度の監督交代のゴタゴタにも巻き込まれた。

 セビージャはリーガで実績のあるB・バストンを期限付き移籍で獲得しようとしている。他にもインテルに所属するステバン・ヨヴェティッチや、かつてのエースであり現在ミランで活躍するカルロス・バッカらにも関心を示している。

 新たに獲得する選手の国籍によっては、EU圏外枠で登録されている清武弘嗣の去就にも影響しかねない。バッカのようなEU圏内のパスポートを持たない選手が加入するとなれば、そのために枠をひとつ空けなければならず、日本代表MFが押し出されてセビージャ退団に追い込まれるかもしれない。

【了】

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