バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
2016年の1年間に欧州クラブで最多のゴールを記録した選手は、バルセロナのFWリオネル・メッシだった。1日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がランキングを伝えている。
2015/16シーズンには負傷の影響もあり、年末までのリーガエスパニョーラで6ゴールにとどまっていたメッシだが、2016年の年明け以降には計20ゴールを量産。今季もリーガですでに12ゴール、チャンピオンズリーグで10ゴールなど順調に数字を伸ばしており、2016年のクラブでの成績は計49試合の出場で50ゴールとなった。
2位にはバルサの同僚であるFWルイス・スアレスと、マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチが続く。スアレスは昨季リーガ得点王に輝き、今季もメッシと並ぶ得点ランク首位。イブラヒモビッチは昨季まで在籍していたパリ・サンジェルマンでも、今季から加入したユナイテッドでもゴールを決め続けている。
レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドは2016年のバロンドールを受賞したが、年間の得点数は38点(42試合出場)で5位。数字的にはライバルのメッシらに水をあけられている。
2015年には逆に、FIFAバロンドールを受賞したのはメッシだが、年間の得点数ではC・ロナウドが圧倒していた。C・ロナウドが52試合54得点で欧州1位、メッシが49試合44得点で2位だった。
『ガゼッタ』による2016年の年間得点数ランキング上位は以下の通り。
リオネル・メッシ: 50点
ルイス・スアレス: 47点
ズラタン・イブラヒモビッチ: 47点
ロベルト・レバンドフスキ: 39点
クリスティアーノ・ロナウド: 38点
エディンソン・カバーニ: 36点
セルヒオ・アグエロ: 35点
ゴンサロ・イグアイン: 33点
ピエール=エメリク・オーバメヤン: 32点
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