レアル・マドリーのイスコ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは、レアル・マドリーのMFイスコ獲得に関心を示しているという。30日、スペイン紙『アス』が報じている。
今シーズンに入って、多くのマドリーの主力選手が契約延長を次々と成立させる中で、2018年6月で契約が満了するイスコの交渉についての話が上がらないことに、様々なチームが同選手に関心を寄せているという。そして、その中心にいるのがシティであると同紙は指摘。
同紙によれば、ジョセップ・グアルディオラ監督は、イスコがこの6月まで静観するだろうと思っており、その後、マドリーやバルセロナに先駆けてブラジルの若き至宝、FWガブリエウ・ジェススの争奪戦に勝利した様に、満を持して同選手の獲得に動き出だろうということだ。シティがイスコに注目したのは、今回が初めてではなく、2012年夏、2013年夏にも獲得に動いた経緯があるという。
また、同紙はイスコの契約について、もし彼が来年6月までに、契約延長にノーと言った場合、マドリーは2017年夏に同選手をより安価で売却するか、粘り強く交渉を続けるかの二択を迫られることになると指摘。そして、その交渉が決裂すれば、2018年の6月にはイスコはフリーでチームを去ることになる。
来夏に安く買うか、あるいは2018年の夏にフリーで獲得するか、長期プロジェクトを預かるグアルディオラ監督には時間的な余裕はあり、事の成り行きを今後も見続けていくだろうというのが同紙の見解だ。
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